【3年生】修学旅行の様子(1日目)
5月10日、爽やかな五月晴れの日曜日、3年生は2泊3日の修学旅行に出発しました。2年生の時から『古都深愛~心を一つに歴史を刻む~』というスローガンのもと事前学習などの準備を重ねてきた、待ちに待った修学旅行です。早朝の集合だったにもかかわらず、生徒達は元気いっぱいで笑顔にあふれていました。しかし、出発式が始まると表情は真剣なものに変わり、学年委員、実行委員中心に点呼、移動を仕切り、生徒一人一人が自覚をもって行動していました。先生達が心配していた、多くの人で溢れかえっていた駅構内での新幹線やバスの乗降車も滞りなく遂行でき、一安心。よいスタートを切ることができました。
初日は、奈良を巡る旅です。移動のバスの中でのお弁当タイムでは、お弁当に添えられた家族からの手紙のサプライズに、照れくさそうにしながらも、とても嬉しそうに、大事に手紙をしまう姿が印象的でした。
奈良で最初に訪れたのは世界最古の木造建築で有名な法隆寺です。バスガイドさんのお話やクイズに熱心に耳を傾けながら、飛鳥時代の人々の信仰心の深さや安寧を願う気持ちに思いを馳せながら、数々の歴史的な建造物に見入っていました。卍崩しの高欄やエンタシスの柱などの装飾的な美しさ、心柱の構造によって長い年月を経てもなお、この地に建ち続ける技術の高さに、「パソコンもAIもない時代なのに、こんなことができるなんてすごいな」と、感嘆する声が多々聞かれました。
次に訪れた薬師寺では、お坊さんのユーモアを交えた軽妙な説法を拝聴し、新たな視点で如来像を拝むことができました。
そして、奈良公園に向かい、荘厳な雰囲気の東大寺へ。南大門の巨大で豪壮な金剛力士像に迎えられ、大仏さまの迫力と鹿の多さに圧倒されました。
宿泊先のホテルでは、今日体験した様々なできごとを友人と語らいながら、夕食をいただきました。いつもとは違う体験、生活をしてお腹も減ったようで、何度もおかわりに行く姿には、先生達も驚くばかりでした。
また、今まで学んできた古都奈良の歴史の一部を、自分の目で見て確かめることができ、新たな発見も多かったようです。夕食の席では、見回ってくださった担任の先生方に、今日の感想を目を輝かせて興奮気味に語ってくれる生徒達の姿がありました。
修学旅行初日を終え、楽しむところは全力で楽しみ、集中するところでは緊張感をもって行動できるメリハリある姿勢が身に付いていることを感じ、頼もしさも感じた1日でした。